用意するもの
- QNAPのNAS(TS 431-KX)
やったこと
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AppCenterからmariaDB10を入れる
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mariaDBのアプリを開き、GUIで初期設定をする
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AppcenterからPHP My Adminを入れる
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QNAPのSSHをオンにする
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PHPMyAdminの設定を変更する。
mariaDB10のアプリを開くと、
ソケットへのパスが変更されており、設定ファイルの修正が必要です。
と書いてあるので変更する。File Stationなどから、アプリをインストールしたストレージ->Web->phpMyAdminフォルダを開き、config.inc.phpをダウンロードするなどし編集する。$cfg['Servers'][$i]['AllowNoPassword'] = false;
の下に、$cfg['Servers'][$i]['socket'] = '/var/run/mariadb10.sock';
を書き加えて保存。アップロードして上書きする。phpMyAdminを開くと、admin, 最初に決めたパスワードでログインできる。 -
QNAPのシェルに入り、mariaDBの設定を変更する。デフォルトでは文字コードが軒並みlatin1になっているため。
/etc/my.cnf
が設定ファイルと思いきや、ちがう。phpMyAdminからサーバー->変数->baseDirを確認する。baseDir/etc/の下にあるmariadb.confを編集する。適宜編集前のファイルはバックアップを取っておく。 clientとmysqlディレクティブにdefault-character-set = utf8mb4
、mysqldディレクティブにcharacter_set_server=utf8mb4 collation-server=utf8mb4_bin
が設定されていることを確認して保存。 mariaDBを再起動する。おそらく、
/etc/init.d/mariadb10.sh
にある。baseDir/etc/init.d/mariadb10.sh
へのsimLinkになっていることを確認して、/etc/init.d/mariadb10.sh restart
再起動してそうな文字が出てたらいい。phpMyAdminにログインしなおして、show variables like "chara%";
のSQLを実行して、utf8mb4になってそうならOK。 -
phpMyAdminから、アプリ用のユーザーを作る。このとき、データベースも一緒に作るチェックボックスがあるので使うと便利。その場合、そのさらに下にある権限追加設定もすると便利。
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コントロールパネル->Webサーバー->Webサーバーを有効にするにチェックして適用。
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作業用PCなどからmariaDBにアクセスできるか確認してみる。出来たらOK